白河だるま市

白河だるまってどんなもの?

①白河だるまと松平定信・谷文晁

白河だるまの意匠は、産業進行政策の一つとして白河だるまの制作を推奨した松平定信が、お抱え絵師の谷文晁に考えさせたものと言われています。

松平定信

白河藩主としての手腕が評価され江戸幕府の老中に就任、寛政の改革を行ったことで知られる名君です。農民救済の側面も持った南湖の築造を初め、白河の民を想った数多くの功績を残しました。

谷文晁

江戸後期の日本画家。円山応挙、狩野探幽らとともに徳川時代の三大画家のひとりとして数えられます。定信のお抱え絵師として活動し、白河地方には文晁の作品や弟子たちの作品が数多く残されています。

②白河だるまの特徴

 他の東北のだるまに比べて丸みがあり、穏やかで福々しい顔立ちをしているのが特徴で関東のだるまに属します。

赤いだるまが基本ですが、最近では様々な趣向を凝らしたモダンで可愛らしいデザインのだるまも登場していて、インテリアや贈り物にもおすすめです。

白河だるま市の楽しみ方

①歴史を知る

初代白河藩主・丹羽長重によって城下の大改修が行われ、現在の城下の様子がほぼ整えられた後、天神町・中町・本町・横町・田町の奥州街道沿いは「通り五町」と呼ばれる商工業の中心として栄えました。

通り五町ではそれぞれに「市」が開催され賑わいましたが、中でも盛大に行われたのが中町の「市神様」です。

市神様では最初、正月飾りやかんながらで作った花飾りが売られていましたが、のちに売り物の中心がだるまとなり、「だるま市」と称されるようになりました。

②自分だけのだるまを見つける

現在は市内にある「佐川だるま製造所」「白河だるま総本舗」の2店舗に受け継がれている白河だるま。普段も購入可能ですが、この日に並ぶだるまの数は桁違い。ひとつひとつ手作業で描かれているので少しずつ顔つきが違います。運命の出会いを探してみてくださいね。

③露店を堪能する

約500軒もの露店が立ち並ぶ白河だるま市。食べ物や縁日の屋台だけでなく、植木や縁起物なども並びます。

④「どんど焼き」に参加する

白河だるま市と同じ日、天神町と本町では「どんど焼き」と呼ばれる火祭りが開催されます。ここにはその年の正月飾りや旧年のだるまを持ち寄って供養します。

⑤ 毎年参加する

願かけや商売繁盛・家内安全のための縁起物、白河だるまには毎年一つずつ大きなサイズを買い、繁盛を願う習わしもあります。一番大きなサイズはかなりの存在感!

古いだるまをどんど焼きで供養しつつ、新しいだるまをお買い求めください。

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